
こんにちは、マフラーマンです。
ワンピースではアラバスタ編やドレスローザ編など様々な章が存在しますが、管理人が一番印象に残ったのがWCI編。
なぜならあまりにも敵が強すぎて絶望的なシーンが多かったからです。
この章ほど麦わらの一味が壊滅寸前まで追い込まれた話はないといっとも過言でしょう。
ビックマム海賊団との戦いはそれくらい過酷なものです。
アニメもそろそろ終わる頃だし、今回はビックマム編がどれだけ絶望感ありふれたか語っていきます。
WCI編は絶望的な展開の連続
WCI編はルフィ達がビックマムとジェルマに政略結婚を迫られたサンジを取り返しにホールケーキアイランドへ潜入する話。
第一印象としてはお菓子にありふれていて楽しそうですが、中身は過酷といってもいいほど壮絶な話。
前半は心理状況を中心に後半では戦闘シーンが主に描かれていますが、違う方向で絶望的な状況が続きます。
世界観とのギャップが激しい故に、それが怖さや絶望感を強調しているよう。
良くも悪くもかなり印象に残る話でした。
ジェルマとマムがサンジに鬼畜すぎた
WCI前半はサンジにとっては超がつくほどの絶望的な展開の連続でした。
彼は過去の迫害もあって絶縁していた父ジャッジと兄弟にプリンとの結婚に迫られることになりました。
父のバックには四皇がいるので逃げるものなら仲間や恩人の命を盾に取られ、逃げなくても嫌いな父兄弟に支配される状況。
さらには唯一の癒しだったプリンまで本性が黒く、マムの命令の元結婚式で自分の命を奪おうと企んでいる始末。
こういった状況がどれほどサンジにとって苦しいことか容易に想像できます。
WCI編でこれだけ辛い思いをしたので、それ以降は幸せになってほしいです。
ルフィとサンジの悲しき決闘
ジャッジの策略により逃げ場を失ったサンジは仲間との別れを余儀なくされることに。
迎えにきたルフィとナミを冷たく追い払い、ここを離れまいとするルフィと戦いを繰り広げます。
今まで仲間を大切にしてきたサンジにとっては非常に辛い決断だったのでしょう。
二人に冷たい態度を取ったのも仲間たちを失って欲しくないがため。彼は最後まで仲間を守ろうとしていたのです。
このシーンばかりはワンピーストップクラスに展開が重すぎるために、涙が数倍溢れてしまいます。
プリンの正体がヤバすぎた件
先ほど述べましたが、WCI編ではプリンの恐るべき本性が明らかに。
初登場時は気さくで優しい女性といった印象のキャラでしたが、その裏の顔は極悪でサンジと結婚する気は毛ほどにもありませんでした。
さらには彼を顔芸混じりで馬鹿にする始末。
サンジになんでそこまで辛く当たるのかと思うとなんだか悲しいです。
実際彼女自身も悲しき過去を持っており、それが原因で性格が歪んでしまった様子。
詳しくは「【ワンピース】プリンの正体・強さ・サンジを好きになった理由まとめ【完全版】」で考察していますが、プリンは我々の想像以上に深すぎる闇を抱えているのは確かです。
スイート三将星強すぎ問題
WCI編に突入して四皇幹部の実力が具体的に書かれるようになりましたが、管理人が一番衝撃を受けたのが幹部クラスでもギア4を使わなければ倒せない事実。
特に序盤に登場したクラッカーと将星最強のカタクリがそうでした。2人とも強すぎますよ!
クラッカーはギア4でないと壊せないビスケット兵を文字通り無限生産できます。片やカタクリは未来が見れるほどの見聞色や硬度な武装色、そして覇王色や覚醒能力の持ち主です。
幹部で主人公がこんなに苦戦したのはワンピース史上異例の事態。ボスがこんなに強いのに幹部クラスでもなかなか倒せないのはほぼ詰み。
これがかつて白ひげやロジャーと肩を並べた四皇の恐るべき力です。
あと一歩間違えれば彼らに敗北していたでしょう。勝てたのは本当に奇跡ですね。
ビックマムが鬼のように強すぎた
WCI編を読んでネジが飛んでいるほど強すぎたのがビックマム。
四皇だから海賊団の中で一番強くて当然ですが、あまりにも無敵すぎます。
どういう風に強いかというと、「彼女の体があまりにも硬すぎてどんな攻撃でも全く通用しない」点。
もう無敵バリアを身体中に張り巡らしているかのようです。
彼女が弱体化するのは彼女の思い出であるマザーの写真に何か起きて泣きながら癇癪を起こす時ぐらい。
あんなに強い将星ですらマムに全く敵わないので、力の差が天と地くらいあります。
四皇があれだけ強いとルフィが海賊王になる日はまだまだ遠い先の話ですね。
お茶会の乱戦は籠城戦を強いられる
中盤でベッジと共にビックマム打倒の計画を実行しようとしたルフィ達。その計画は悉く失敗に終わり、脱出経路も途絶えてしまうことに。さらには処刑寸前まで追い込まれました。
ベッジの防御力もまるで通用せず、一方的にダメージを受ける事態に。
これだけ同盟軍を組んでもここまで追い詰められるのはシリーズ史上絶望的な展開ではありませんか?
偶然玉手箱の爆発による城の倒壊でなんとか命は助かりましたが、爆発がなければワンピースはここで終了していたかもしれません。これらのシーンに誰もが絶望を覚悟していたことでしょう。
四皇ビックマム強すぎです。
ナワバリを脱出するのは激ムズ
城の倒壊でなんとかWCIを出て広いナワバリを脱出しようとするルフィ達。
出口までの道のりは非常に過酷なものでした。四方からは艦隊に囲まれ、後ろからはマムに追われることになります。
しかも、マム自身は食いわずらい状態でウェディングケーキを求めている様子。
この戦いでペドロは命を落とし、サニー号も半壊しました。
ウルージやベッジは母船を失いながらも脱出できました。
マムのナワバリを出るだけでこんなに過酷な状況に追い込まれてしまいます。
事の過酷さは頂上戦争を除いてワンピース史上トップクラスです。
ビックマムの波に飲み込まれそうになった
ナワバリを脱出しようとする麦わら一味。その途中でマムが作り出した巨大な波に巻き込まれる事態に。
ウォータセブンのアクアラグナ並みの大きさの波です。
超現象ともいえる波をいとも容易く発生させられるマムの強さには正直驚きました。
ジンベエのグリーンルームでなんとか乗り切れましたが、この時の絶望感はあの900話を除いて1、2位を争ったはず。
ジンベエなしではルフィ達の航海はここで終わっていましたね。
900話ではバッドエンド寸前に
管理人的に一番絶望感を覚えたのが900話のラストでミュージカル調でマムの船によりサニー号が撃破されたシーン。
実際タイヨウの海賊団の船が身代わりとなってくれ難なく逃れましたが、その時「あっ、終わったな」感はハンパないはず。
カタクリを倒しサンジ奪還の目標が達成された矢先の展開で、我々を一気にどん底に落とすような演出。その落差が900話で一番印象に残ったところです。
絶望度としては573話でエースが赤犬に襲われる時に次に高いものです。
もし、ここでサニー号がやられていたら完全にルフィの冒険は終了していました。
最後の最後まで絶望感ありすぎ
タイヨウの海賊団により救出されたルフィはジンベエのしんがりを承諾しナワバリから脱出することに成功。
そのラストはやはりミュージカル調で絶望感ありふれたもの。
WCI編は食いわずらいが治ったマムとジェルマ・ジンベエ達が対峙する状況で幕を下ろしました。
ラストではマムの顔が恐ろしげにアップされることに。こういったパターンの終わり方は非常に珍しいですね。
普段ならボスキャラを倒して宴をし、救出された島民から別れを挨拶を告げるのが終わりを迎えるのが王道でした。
しかし、WCI編では戦いが過酷すぎて宴どころではありません。
ラストの締めくくりもWCI編では絶望感満載なのです。
まとめ
ここまでWCI編の絶望感について語っていきました。
- サンジがジェルマとマムの策略により逃げ場のない状況に陥り、ルフィとの別れを余儀なくされる。さらにフィアンセプリンの怖すぎる本性まで知ってしまう。
- 三将星のクラッカーとカタクリが強すぎてルフィ一人では絶対勝てなかった件。
- ビックマムが無敵すぎて倒す方法が思いつかない。
- お茶会の激闘で籠城戦を強いられ、最後には危うく処刑されそうになる。
- WCI島を出てナワバリを脱出するだけでも四方から艦隊に挟まれ、マムの大津波に襲われる状況に。
- 900話でマムの船にサニー号が砲撃されそうになり、バッドエンド寸前まで追い詰められる。
- ラストの締めくくりは宴が全くない絶望感ハンパないもの。
WCI編は絶望感ハンパないシーンが非常に多かったです。
シンプルな感じのワノ国編とは真逆ですね。
とはいえWCI編は結構面白いのでワンピファンの皆様はぜひご一読下さい。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。