
こんにちは、マフラーマンです。
アニメもレヴェリー編に移りワノ国編への突入第一歩となる3月の終わり。元号も変わろうとしています。
今回はワノ国の全歴史について判明している点をまとめますが、実はこの国ワンピースの中で重要度が非常に高く光月家の当主だったおでん様はロジャーのクルーで、世界の秘密を知る数少ない人物。
古代のテキストポーネグリフを作ったのも光月家です。
本記事では時系列にまとめるため、まずは900年前から800年前のワノ国から考察していきます。
空白の100年時代のワノ国
この時代のワノ国がどのような国家だったのかは未だに情報は少ないです。光月家が長らくこの国を治めていたのは確かですが、それもいつ頃かは不明。
前置きしますが空白の100年とはワンピースの歴史の中で何があったのかすっぽり抜けている年代のことを指します。
判明している事実は800年前にポーネグリフを生み出し、製造技術をおでん様の代まで受け継いだ点です。
しかし、近頃ワノ国が鎖国している理由が光月家や空白の100年に関わっている事実が判明。
このことから、数百年前に鎖国を決断させるほど大きな出来事があったのは確かです。
ワノ国鎖国の理由はポーネグリフにアリ
結論を述べますが、長い長い鎖国の真の理由は「ポーネグリフを外敵から守り800年先の未来へ託す」ことでしょうか。
政府に脅威視されている点と未来にこだわる点を考察すると、製造法を持った光月家含めてDの王国の痕跡が唯一色濃く残るこのワノ国を鎖国し、外敵の脅威から守っているのです。
政府にしてはワノ国を倒したかったのでしょうが、天然の要害に阻まれたのが容易に想像できます。なので光月家を倒したオロチと裏でつながっていたわけです。
ワノ国で密かに受け継がれた意思はおでん様から赤鞘九人男、そしてルフィへと受け継げていったのです。
800年前のワノ国で何が起こったのかは、定かではありませんが何かしらの大きな出来事が起きたのは確かでしょう。
黄金で栄華を築いた数百年前の時代
空白の100年間が終わった後も変わらず続いたワノ国。数百年前つまりリューマが生きていた時代。
この時代に関して最近「黄金の国」と呼ばれ、金を狙う人々から彼が侍の強さを世界中に知らしめ、結果的にワノ国を守った事実が判明。
ちなみに彼の正体や強さについては「【ワンピース】剣豪リューマの正体と生前の強さを考察【四皇斬り伝説】」で考察済み。
自身はこの世を去った後「刀神様」として国中の崇敬を集めました。もちろん秋水も神聖視されています。
リューマといえば、竜を斬った伝説の持ち主。前の記事では黄金時代のワノ国では黄金の都を首都だった説を主に考察しましたが、竜斬りの場所が都だとすればそれこそ黄金の都の可能性高し。
モンスターズでも竜を斬るシーンが存在しますが、その場所は街の雰囲気からワノ国とは別に討ち取った可能性も否ないでしょう。
黄金時代のワノ国については詳しくは以下の記事をご参照に。
政権交代が成された可能性も
前記事では、黄金時代に当時の権力者がオロチのように裏で政府と金の取引をしていた説を指摘しましたが、その正体が光月家ではない可能性は濃厚です。
何故なら光月家はポーネグリフを作った一族で、空白の100年の秘密を世界に暴露されたくない政府とは対となる存在だから。
実際、彼らの中にはおでん様のように空白の100年間にまつわる事実を知っている者もおり、政府としても警戒すべき不穏分子のはず。
なので光月家と裏で取引をしているのは流れ的に不自然でしょう。
つまり、「別の豪族が金目当てに光月政権を転覆し、ワノ国の実権を牛耳っていた」可能性が高くなります。
その豪族がオロチのような権力者タイプだとすれば、政府と取引している説も合点がいくでしょう。
光月家の時代(20年前以前)
黄金時代以後からおでん・スキヤキ時代のまでのワノ国がどうなったのかは不明ですが、少なくとも先ほどの記事の考察通り、金資源が底をついてしまい経済国力とともに衰退した可能性も。
黄金の都は廃墟となり首都機能も今の花の都に遷都されたのでしょう。
この空白期間で金がなくなったとすれば豪族の力も縮小し、その隙に光月家に倒されたと考えるのが自然です。それ以降は光月家が長らくワノ国のトップを務めたとしても否めません。
話は20年前以前に飛びますが、その頃はおでん様の父スキヤキが将軍だった時代。
おでん様は若き信長寄りの破天荒な人物で、花の都で度々事件を起こし都から追放される身に。
その後当時無法地帯だった九里に流れ着きましたが、優れた手腕と実力によりこの地域一帯を発展させかつて敵だった【ワンピース】酒天丸の正体・強さを考察!四皇幹部レベルの侍【能力】アシュラ童子をはじめとする侍や人々の心を惹きつけました。
彼は鎖国というワノ国の古い戒律を前々から疑問視していたため、銀えもん含む家来たちの制止を踏切りロジャーの船に乗ることに。
長い航海で海賊王のクルーとして世界の秘密を知りました。その後ワノ国に帰国しますがその最後が壮絶でした。
20年前の出来事が壮絶すぎた
ロジャーの時代が終わった20年前にはカイドウ・オロチによりワノ国が乗っ取られました。2人が同盟を結んだ動機は不明でしたが、カイドウのほうはおでん様から世界の秘密を聞き出す目的で襲いました。
オロチの方は政権を乗っ取るためにおでん様を陥れ罪人に仕立て上げました。
それでも最後まで秘密を守り錦えもん達をかばう形で花の都で一生を終えることに。
その後錦えもん達は命からがらおでん城へ向かいましたが、城はカイドウにより火が放たれた後。
燃える城の中トキ様や日和、モモの助と再会しましたが、彼女のトキトキの実によりモモの助や錦えもん達は20年後の未来に飛びました。
こうして赤鞘九人男の行方が分からぬまま、カイドウ・オロチがワノ国の政権を牛耳るようになりました。
カイドウ ・オロチ政権の時代
政権を乗っ取ったカイドウ・オロチは恐怖による支配体制を築き、陰口さえ一言も言えないディストピアへと変貌させました。
20年の間におでん様が作った農園はカイドウ側に所有され、石を採掘するための工場があちこちに作られることに。
環境破壊は続き花の都以外の土地はことごとく荒廃してしまいます。
こうして、ワノ国は20年前の状況とは全く別物に変わってしまったのです。
全種族が差別なく平和に暮らしているトットランドとはまるで正反対ですね。二国の状況については以下の記事で考察済み。
河松が捕らえられた13年前
13年も禹丼の牢獄に収監されていた光月家側の河松。未だにシルエットのみの登場ですが笑い声がまさに河童です。
「【ワンピース】河松は河童の能力者?その驚愕の正体や強さを考察!」ですでに考察済みですが、空白の7年間は幼き日和の従者として潜伏していだ可能性も。
錦えもん達とも別れ、ありとあらゆる苦難が続いた期間であったことが容易に想像できます。
河松と別れた日和は兄モモの助と再会するために敢えてオロチ側に着いたのでしょう。
詳しくは「【ワンピース】かっこいい小紫が仲間になる5つの理由【日和説確定】」で触れていますが、20年前の事件でオロチを憎んでいた彼女にとっては辛い決断です。
4年前にエースがワノ国に上陸
ワノ国の序盤でなんとエースが4年前に来ていた事実が判明。
簡単にまとめると、彼は九里の編笠村に打ち上げられて村人に食べ物を盗まれたのにかかわらず、優しくしてくれたことがきっかけでここに滞在。
時系列的にはおそらく彼が白ひげ海賊団に加入する前かもしれません。
滞在期間のうちお玉と仲良くなり、彼女に力を蓄えたらまたワノ国に来ると約束しました。
しかし、その約束も虚しく頂上戦争でエースが命を落としてしまったことで2度と果たされなくなってしまいます。非常に切ないですね。彼の最期の真相については「【ワンピース】エースが赤犬の挑発に乗った真相に迫る」で考察済み。
傘の作り方を教わったのもこの頃でしょう。これでようやくリトルオーズと傘の伏線が回収されましたね。
カイドウ打倒で波乱が起きそうな今
あの事件から20年後、時空を超えたモモの助達はこの時代(時間軸でいうと頂上戦争から2年後)のワノ国に到着しました。
カイドウを倒すために地えもん達含む同士をかき集めましたが、それでも数は足りず海外で仲間を募ることに。
しかし、旅の途中でカイドウとつながっていたドフラミンゴやシーザーの手により離散してしまいました。
その出来事が天のいたずらかルフィ達との出会いのきっかけに。数々の苦難を得てミンク忍者麦わらの一味同盟を結びます。
麦わらの一味到着後のワノ国では、一味により浦島やホールデム含む真打ちの面々、狂四郎一家がなぎ倒されていきました。
それを知ったオロチは錦えもんの仕業だと見做し、警戒を怠らない様子。
肝心のルフィはカイドウに一度倒され、採掘場にて修行中ですがまだまだ予断は許さないはず。さらにはビックマム海賊団まで到来する事態に。詳しくは「【ワンピース】本当に存続可能?ビックマム海賊団のその後を考察」で考察済み。
ワノ国全体を巻き込んだ大波乱はこれから始まろうとしているのです。その後の結末は以下の記事で考察済み。
まとめ
ここまでワノ国の歴史についてまとめました。
空白の100年前のワノ国で光月家によりポーネグリフが作られた(鎖国開始?)
↓
数百年前ワノ国が黄金の国として有名になった時代。リューマの強さが侍伝説を残すきっかけに。かつての黄金の都を支配した豪族が光月家から政権を乗っ取った?
↓
資源枯渇で衰退したワノ国は再び光月家が治め、スキヤキ・おでん様の時代に突入
↓
おでん様の治世により九里が発展する(彼自身はロジャーの船に乗り、世界の秘密を知るように)
↓
カイドウ・オロチの政権転覆によりおでん様は罪人として命を落とし、モモの助や錦えもん含む家臣達は20年後のワノ国に飛ぶ
↓
ワノ国はカイドウに支配され、環境破壊や恐怖支配が続く完全なるディストピア化する(13年前に河松が捕らえられる)
↓
4年前にスペード海賊団時代のエースが上陸、お玉と再会の約束を誓う
↓
現在、20年前からタイムスリップした錦えもんは同志を募るため海外へ行く。様々な苦難に遭った末ルフィ達と同盟を結ぶ。麦わらの一味がワノ国に上陸して、真打ちが次々と撃破、ビックマムまで襲来する事態が発生し、国全体を巻き込んだ大戦争まで発展する可能性高し。
錦えもんはカイドウを倒す計画を着々と進めており、いつ戦いが起きてもおかしくない状況。
ワノ国の後半は大波乱の連続かもしれませんね。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。