
こんにちは、マフラーマンです。
ワンピースはWCI編もすでに完結しワノ国編に絶賛突入中です。
ワノ国ではカイドウを倒すのが基本的な流れですが、風景が独特で日本そのもの。
あの尾田先生が一番書きたかった章で、力を入れて描かれているのが伺えます。
今回はワンピース最高傑作になりそうなワノ国編の面白い要素を語っていきます。
ワノ国編がワンピース史上独特で面白い
ワノ国は江戸時代の日本の雰囲気MAXの国。花の都ではそばやうどん、お殿様の城など我々に馴染み深い建物が見られます。
そこに住む人々もちょんまげヘアスタイルで、日本らしき独特の言葉を使います。
もちろん浦島太郎や弁慶、ヤマタノオロチなど日本昔にまつわるキャラも登場。
都に舞う桜の花びらがワノ国らしさを強調するかのよう。
物語も第一幕、第二幕と細かく分かれており、まるで日本の劇場を見ているかのように錯覚させられます。
ワノ国編は今までのワンピースにはないものが事もあろうに詰め込まれているのです。
ワンピースの転換期になるシリーズ
ワノ国は四皇カイドウを倒す章。WCI編など四皇と戦った章は存在したものの、今回のように打倒を目標とするのは初めてのこと。
何故なら四皇本人がめちゃくちゃ強いからです。彼の強さについては後述しますが、打倒した後の世界は確実に変動します。
そもそも四皇は海の皇帝として君臨する大海賊。そのうちの一人が陥落すると均衡が崩れるのは頂上戦争後の世界が証明済み。
カイドウが倒れると2年前とは違う意味で時代が変わることは確実です。
その時こそワンピースの世界情勢は転換期に入ります。ワノ国は物語の転機としてぴったりですね。
カイドウが敵キャラ史上最強な件
ワノ国編のボスカイドウは「ギア4のルフィを雷鳴八卦の一撃で撃破する」ほどの強さの持ち主。
四皇の一人がここまで強かったのかと管理人のみならずファン全員が衝撃を受けたと思います。
しかも、本人はどうやら本気を出していない節すら感じられます。
カイドウが本気を出したら、ワノ国どころか世界そのものが壊れそうです。
ルフィが敵わなかったのでいくら強いカタクリでも一撃でやられてしまうでしょう。
流石は地上最強の生物です。カイドウの強さについては以下の記事をご参考に。
北斗の拳的な勧善懲悪展開
カイドウやオロチの部下は、ボスの力を傘に着て国民から搾取する、服装が世紀末感溢れている、などいかにも世紀末ヒャッハー的な悪党達ばかりです。
ファンシー感MAXなビックマム海賊団とは対照的ですね。
浦島やホールデム、狂四郎一家含む大半のキャラは登場早々悪事を行なって、最期に麦わらの一味に制裁されるのがお決まり。
お子様にも大人にも分かりやすい勧善懲悪的展開が繰り広げられます。
勧善懲悪要素を入れれば、物語の進み具合がシンプルに進んで読みやすくなりますね。
尾田先生が本気出している章とだけであって面白いです。
カイドウの部下が弱すぎる件
カイドウの部下はその大半が揃いも揃って雑魚キャラばかりで、真打ちクラスでも海楼石状態のルフィに速攻でやられる始末。
カイドウサイドで強キャラは強いて言うなら、狂四郎か飛び六胞、大看板くらいしかいないでしょう。
ビックマム海賊団があまりにも強すぎたので、百獣海賊団の強さが微妙に感じます。
なので、ルフィを処刑するつもりが逆にやられ彼の強さを際立たせる結果に。仮にもビックマムより強い四皇幹部ならダイフク・オーブンクラスが数百人くらいいて欲しかったです。
ルフィがあんなに真打ちを一撃で懲らしめられるのもカタクリが稽古をつけてくれたおかげですね。
オロチにまつわる驚愕の事実
カイドウと並びワノ国のボスキャラとして登場する黒炭オロチ。その素顔は貧困に苦しんでいる民を他所に毎日贅沢を極めている権力者そのもの。
自分の悪口を許さず、国民の生活に関わるものを支配する独裁ぶりが伺えます。
ワノ国に鎖国こそ正しい道でそれを開国しようとしたおでんが悪だと子供達に教え込ませるほど、鎖国体制を徹底していますが、929話で「裏で世界政府とつながっておりCP0と交渉していた」事実が明らかに。
ドフラミンゴのことももちろん知っている様子。
CP0にペガバンクを引き渡すよう交渉しましたが、その裏には「政府に変わって自分とカイドウが世界を支配しよう」という思惑すら見えます。
国民に鎖国体制を敷きながらも、自分は異国文化を謳歌する歪な状況。オロチは国民を思いやる心など毛ほどにもなく、自分たちだけが権益を独占したいだけかもしれません。
古代種・幻獣種の能力者多すぎ問題
ワノ国編は古代種・幻獣種が多く登場する章でもあります。
確定した能力でオロチのヤマタノオロチ、ページワンのスピノサウルス、キングのプテラノドンなど。
未確定でカイドウの竜能力などが入ります。非常にバリエーションが豊かですね。
こんなに動物系の能力者が多く出る章がウォータセブンくらいしかありません。
ほかにどんな動物系が登場するのでしょうか?今後の続報が楽しみです。
海賊漫画でまさかのタイムスリップ
怒涛の展開続きなワノ国編ですが、第一幕で「錦えもんたちがトキトキの能力により20年前のワノ国から現在にタイムスリップした」衝撃の事実が発覚。
ワンピースの歴史を根底から揺るがす重大事項です。初耳だとにわかに信じがたい話ですね。
トキトキの能力を持っていたのは光月トキというおでんの妻ですが、どうやら彼女自身はずっと昔から20年前に飛んだ模様。
彼女が元々いた時代が900〜800年前ならロビンが探し求める「空白の100年間」も知っているはず。
これが事実ならラフテルやワンピースの秘密についてもご存知なのかもしれません。もとい夫は海賊王のクルーですからね。
あのビックマムが攻めてくる展開も
ワノ国の第二幕では管理人の予想通りWCI編でルフィ達を苦しめたビックマム海賊団が襲来する事態に。
突然の襲来にカイドウも動揺しているシーンから考察すると、彼女の存在は相当な脅威だと伺えます。
勢いに任せてワノ国へ上陸するマムですが、あと一歩のところで大看板キングに阻止され、自身だけが滝へ落ちてしまいました。
その後ワノ国の海岸に打ち上げられますが、ここでまさかの記憶喪失。ナポレオンも喋らないままです。海岸で偶然チョッパーとお玉に会い、おリンとして同行する展開に。
一方の子供達はマムを捜索中ですが、記憶を失っている事実を知ったら100%驚愕するのは目に見えています。彼らがどういった対処を取るのか今後が楽しみです。
まとめ
ここまでワンピースのワノ国の面白いところを語りました。
- ワノ国編はお殿様や桜の花びら、浦島太郎など日本をモチーフにした名物やキャラクターが多く登場する。
- カイドウ打倒に成功すれば、ワンピースのラストへつながる一つの転換期となるであろう物語。
- ギア4のルフィに雷鳴八卦一発で圧勝したカイドウが強すぎのレベルじゃない件。
- 浦島含むワノ国編の敵キャラは「大半が北斗の拳的な悪党で最後にルフィ達にしっぺ返しされる」結末を辿る。
- 真打ちが四皇幹部とは思えないくらい弱すぎる。
- 国内に鎖国体制を敷いたオロチが「裏で政府とつながっておりCP0とペガバンク引き渡しの交渉をしていた」件
- オロチの能力含め動物系の幻獣種・古代種が多い
- おでんの奥さんが錦えもん達をカイドウの手から守るために、「トキトキの実で20年前のワノ国から現在へ飛ばした」驚愕の事実。
- ルフィを討ち取りにビックマムがワノ国へ襲撃するが、キングによって滝に落とされ記憶喪失になる。
ワノ国編はWCI編とは別のベクトルで予想外な出来事の連続。
今後どんな結末を辿るのかが楽しみですね。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。