こんにちは、マフラーマンです。

皆さんは「鳥人大系」という漫画作品をご存知でしょうか?実はこの作品、かの手塚治虫氏によって書かれたものです。

手塚治虫氏といえば、「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」、「火の鳥」を書いたことで知られています。私自身手塚作品が好きで、中学生の頃に火の鳥を読みました。

本題に戻りますが、「鳥人大系」とは鳥が人類に匹敵する知能を持ち、なんと人類を征服してしまう話のぶっ飛んだ作品です。

「そんなばかな?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、遠い先の未来人類に代わる支配者が君臨するかもしれません。そして、堕落していく鳥人の愚かさを徹底的に描いています。

ストーリー全体としては「重すぎる」傾向にありますが、火の鳥的な教訓を得られる物語です。

今回は鳥人大系の感想について述べていきたいと思います。

鳥人大系の感想をまとめてみた

1.序盤で描かれる鳥人の超越性

ストーリーが進むにつれ徐々に人類に代わる支配者として対等していく鳥人。

序盤では鳥人の賢さが細かく描かれました。ピックアップしたもので、火を扱うのはもちろん、テレパシーで人間と意思疎通する鳥が登場しています。

ここまでくると、現実世界の鳥の範囲を完全に突き破っています。こんな生物が現実にいたら100%脅威ですよ。

さらには人の心を文字通り読み取る鳥まで。もはやどこぞの超能力者のようです。

琴浦さんや古明地さとりもこの事実には、びっくりすると思います。

現実で人類が地球の支配者ですが、この鳥人大系ではその常識が360度塗り替えられますよ。

2.堕落した鳥人が皮肉すぎる

地球の支配者となった鳥人は、時代が進むにつれ驕りが増すようになり、人間と同じ歴史を辿ります。

その過程が実に皮肉が効いていて笑いすら込み上げてしまいました。

鳥人が人間の歴史を正してくれると期待しましたが、その未来は永遠に来ることはなかったのです。

どんなものでも支配者になると、人が変わってしまうというものでしょうか?

挙げ句の果てに、飛ぶことすら怠る鳥人も。完全に鳥としての誇りも忘れてしまっています。

ここまで堕落しているにも関わらず、人間と歴史を辿っていることに気づいていない鳥人がほとんどです。

手塚氏の「どんなに優れた生物でも人間と同じ過ちを繰り返す」メッセージを伝えたかったのかもしれません。

驕れる鳥人は最後まで過ちに気づかないまま滅びます。

3.人類が徹底的にこき使われる

台頭していく鳥人の陰で人間は支配者としての地位を奪われ、彼らの隷属的存在へと落ちぶれてしまいました。

自らの先祖の驕りとはいえ、ここまで来ると悲惨です。

多くの手塚作品では人間は支配者として登場していたから、立場が逆になる話は滅多にありません。

自分が鳥人にこき使われる立場に置かれた場合、鳥人の言うことを聞くしかないでしょう。

中には鳥人支配に抵抗する人間たちが登場しますが、彼らを応援したくなりますね。

「人ザル」と見下す鳥人たちにいっぱい食らわせた人間が登場する話は本当にスカッとしました。

4.鳥人同士で血で血を洗う争い

鳥人大系を読んで1番皮肉に思ったのが、鳥人同士で憎み合い、命の奪い合いを繰り返していたこと。

最初は種族同士で敵対関係は持っていなかったものの、時が進むにつれ差別や戦争、格差を生むように。

人間の歴史も理不尽の連続ですが、鳥人もそれと大して変わらぬ存在になりました。

争いはどの生物でも消えないのでしょうか?人間の代わりに新たな生物が台頭したとしても、いつまでも愚かな争いを繰り返しては人間と同じです。

人間を上から見下しているどころではありません。

5.歴史はループの連続

人間と同じ歴史を辿った鳥人ですが、最終的にはゴキブリに支配者の座を奪われることに。もはや、歴史のループですね。

恐らく恐竜も人類も「進化」→「衰退」→「滅亡」の順に歴史を辿ったのかもしれません。

歴史の過程では、戦争、差別、いじめなど数々の醜いことばかりが繰り返されています。

この流れはどんな生物でも止めることは不可能でしょう。

しかし、私たちはこの教訓を学んで少しずつ前向きに生きていくしかありませんね。

まとめ

ここまで鳥人大系の感想をまとめました。

この漫画を読んで、鳥人の愚かさ・人間とはどんな存在か改めて認識することができました。

鳥人は最初は超能力者として登場しただけに、最後の堕落ぶりは非常に心が痛みます。

鳥人大系はこの世の真理を漫画で表現している傑作なのです。

最後までアニメキャラの魅力を語るブログを読んでくださってありがとうございます。