こんにちは、マフラーマンです。

転スラなどの異世界物はよく主人公が優遇されるイメージが強いですが、それをぶち壊したのが「盾の勇者の成り上がり」。

ひたすら主人公が苦労する作品です。むしろ異世界物で一番悲惨といっていいくらい。悲惨度はあの源義経やけものフレンズ2のイエイヌに匹敵するほどです。

異世界物では物語が進むごとに主人公がレベルアップするのはお決まりですが、今作品の場合はその過程が過酷。

よく現代社会が過酷だという声を聞きますが、今作品の異世界はそれ以上です。

今回は「盾の勇者」をまだ見ていない方のためにネタバレなし感想で語っていきたいと思います。

盾の勇者の成り上がりのネタバレなし感想

この作品を昨日amazonプライムで一気に見ましたが、ここまで主人公の境遇が悲惨なことを知って悲しまずにはいられませんでした。

具体的にどういう境遇に置かれているのかは詳しく述べますが、涙なしで見れないのは確か。

序盤は鬱展開の連続ですが、物語の途中で緩くなりギャグシーンが入ることも。

ここからは尚文について述べます。

尚文の境遇は涙なしには見られない

元々ごく普通の一般人だったが、偶然異世界入りしたのをきっかけに勇者として世界を救うよう依頼された尚文。しかし、彼の場合は盾しか持てない決まり。異世界物では槍や剣など武器が必要になりますがそれを持つことさえ禁じられています。

さすがに不便だなとは思いましたが、これは主人公が辿る壮絶な道の始まりにしか過ぎませんでした。

1話早々マインという最初の仲間に罪人に陥れられ、それがきっかけで国からの信頼とお金を全て失ってしまいます

それだけではなく、途上で手に入れた仲間を奪われそうになり、挙げ句の果てにはさらなる濡れ衣を着せられ国中の指名手配を受けることに。

ここまで来ると、「主人公にどうしてあそこまで辛く当たるんだ」と憤るのも無理はありませんね。管理人自身も同じ気持ちです。

ある勇者が盾しか使えない場合は誰かが支え合って協力するのが世の常。疎むどころか迫害するなんてあってはなりません。

境遇面でいえば源義経に似ている

一気見してふと感じたことですが、尚文の境遇はあの平安時代のスーパーヒーロー源義経と非常によく似ています。

その共通点は以下の通り。

  • 主人公にあそこまで非道な仕打ちを繰り返す為政者の存在(メルロマルクの王、源頼朝)
  • 途上で良い功績を治める (危機に瀕した多くの村を救う、一ノ谷の合戦や壇ノ浦戦い)
  • 全国に指名手配され追われる身に (平泉までの逃避行、13話のあの事件)

どうしてそこまで主人公が悲惨な境遇を強いられなければいけないのか自分にも理解しがたいです。

異世界に連れてきたのは王側の方なのに勝手に疎む。タチが悪いのにも程があります。

尚文には大団円的なハッピーエンドを迎えて欲しいです。

マインが今期一外道過ぎる姫

主人公を陥れて全てを奪い彼に過酷な異世界人生を歩ませるきっかけを作った元凶マイン

彼女はある毎に王様や他の勇者をそそのかし、卑怯な手段を使ってまで執拗に主人公の邪魔をし続けました

尚文の仲間をかけた決闘を水を差し、13話でのあの事件を裏で糸を引いていたのも全てマインの仕業。

しかも、主人公に味方した妹まで命を狙う始末。

もう一国の王女である以前に人間としても破綻しています。あの女王が第二王女を第一継承者として選んでいるのも納得できます。

その外道っぷりは尋常ではなく、今年の冬アニメではけものフレンズ2のキュルルを超えるほど。

これだけ悪事をしでかしたので彼女が良い最後を迎えることは到底ないでしょう。

勇者感が全くと言ってない3勇者達

メルロマルクでは4人の勇者が召喚されましたが、尚文以外は勇者感が全くと言っていいほど全くありませんでした。

3人とも簡単にマインの口車に乗っかり、尚文をひたすら疎む始末。

しかも、ある毎に対立しているのでチームとしての一体感なしです。

中で槍の勇者こと元康は尚文に決闘を申し入れるも結局は負け続き。これだけ負けるなら王様は尚文の方を認めるはず。

そもそも仮にも勇者を名乗るなら、それに相応しい精神力や正義感を持ち尚文を救って欲しかったです。

王はなぜあんなに尚文を嫌うのか?

マインとともに尚文に対して酷すぎる仕打ちを続けるメルロマルクの王。

最初は威厳たっぷりの王様いう感じでしたが、話が進むごとに外道感が一気に増すように。

娘マインの口車に乗っかっている事情もあり、尚文に冷たく当たってきました。

盾の勇者がこの国では元々疎まれていたらしく、最初から信頼関係ゼロでした。

それどころか彼に対してクラスアップを妨害するなどやっていることは酷い蛮行ばかり。

その理由としては昔盾の勇者に家族を奪われたそうですが、だからといってこんな仕打ちをしていいはずがありません。

まるで小公女セーラのミンチン院長を連想させます。ここまで主人公を陥れ続けるキャラは、現代社会でも滅多にいませんよ!

2人の少女に心を癒される

救いようがないほど尚文に厳しい世界ですが、そんな彼にも味方が増えます。

それはラフタリアフィーロという少女(実質の娘的存在)です。

ラフタリアは魔人の可愛い少女で、最初は弱々しい感じでしたが成長するにつれ凛とした美しい女性に。

一方フィーロの方は普段は鳥の姿をしていますが、転スラのリムルのごとく人間態に変身することも可能です。

彼女らは自分達を救ってくれた彼を心の底から愛しており、どんな時でもそばを離れません。

尚文自身は口では突き放しながらも、心の中では2人を娘のように思っています。確かな絆がここにあるのです。

女王や第2王女が尚文の味方

盾には例の2人の少女以外もメルロマルクの第2王女メルティ女王という強力な味方の存在が。

メルティは姉と違い正義感に溢れた性格で王位第一継承権を握っているほど。なので、女王である母から次期女王として期待されています。

王やマインの蛮行がアレですから、期待されるのも無理はありません。

少々ネタバレになりますが、その女王の活躍が後に尚文を救うことに。ある意味この作品の救世主的な存在。

どんな意図で彼に接しているのか不明ですが、少なくとも味方であるのは確かです。

尚文の味方は意外と結構多い

意外なことですが、尚文の味方は結構多いです。その例を挙げますと数え切れないくらい。

  • 武器屋のおっちゃん
  • メルティと女王
  • 元冒険者のおばちゃん
  • 奴隷商人 etc…

彼らが尚文らの冒険をサポートしてくれる存在で本当に良かったです。

意外なのは奴隷商人が味方だという事実。見た目や立場からして悪役ポジションに入りそうですが、尚文の味方なのは確か。

彼もなんだかんだでラフタリアを大事にしているそうです。

どんなに救いようのない世界でも必ず味方はいます。

女性が優遇されている意外な事情

この作品で一番意外に思ったのがメルロマルクという国自体が女性が偉い社会であった事実。

なので、王より女王の方が立場が上なのです。

どちらかというと王の方は女王の代理人として国を任されている身。なのに尚文をあんなに疎んで権力者面をしているのは傲慢にも程があります。

もし、王の方が女王より偉かったら尚文の立場はもっと苦しいものになっていたでしょう。

大事なことなのでもう一度述べますが、この国が女性優位である事実が尚文を救うきっかけになるのです。

マインもアレな悪業をしでかなさなければ女性として優遇されていたかもしれません。

まとめ

ここまで盾の勇者の成り上がりのネタバレなし感想を語りました。

POINT
  • 尚文は盾しか持てない不利な立場に立たされているにもかかわらず、王や王女マインから濡れ衣を着せられ、国中からの信頼を失った上に仲間まで奪われそうになってしまう。
  • 全ての元凶であるマインがどこまでも尚文を陥れようとするしつこい悪役なため、キュルル以上に外道なキャラ。
  • 元康など勇者的ポジションのキャラがマインの口車に乗って尚文を疎んでいる時点で正義感0な印象を受けてしまう。
  • 王様があんなに尚文を嫌っているのは「家族を巻き込みたくない」とのことだが、あの外道っぷりから本当かどうか真偽ではない。
  • 彼の境遇は源平合戦後に兄頼朝と不仲となり、平泉まで落ち延びるものの壮絶な最期を迎えてしまった義経と非常に似ている。
  • ラフタリアやフィーロなどのメインキャラが尚文の味方をしてくれる。
  • 武器屋のおっちゃんなど尚文のサポートをしてくれる味方がたくさんいる。
  • 王より女王の方が偉いという目から鱗が出る事実。

ネタバレなしのつもりで書きましたが、作品を語る都合上少々ネタバレを含む形に。

しかし、なるべく今後のネタバレ展開は極力詳しく書かずに配慮しています。

冒頭で述べた通り鬱シーンが多いですが、けっこう面白い作品なのでおすすめです。

最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。