こんにちは、マフラーマンです。

転スラと並びなろう系作品で話題となっている賢者の孫。基本的にはコメディ満載の優しい世界ですが、その敵役がシュトローム。

彼はゼストをはじめとする魔人を率いるリーダーですが、悪のボスには珍しく美形かつ知的で智略で敵を追い詰める戦略を取っています。しかし、彼には想像を絶するほどの壮絶な過去が。あの悲劇こそ魔人化した真相です。

悪とは本当に悲しすぎて涙が出ました。最後にシンが救済してほしいくらいです。

今回はシュトロームの悲しすぎる過去と今までの絶望から救われる最後を迎えられるのか考察します。最後に生まれた彼の子供についても考察します。

シュトロームの壮絶なる過去

シュトロームの過去をまとめると「かつて領主として善政を敷いていたが、利己的な貴族の策略に乗せられた領民により妻や子供の命を奪われた出来事が原因で、魔人化し帝国への復讐を誓った」とのこと。

本当に悲しすぎますよ。彼には家庭的にも幸せでゆくゆくはトップとなり帝国にも幸せを導くはずでした。なのに、それを全て壊れされてしまったので彼の悲しみは計り知れません。それくらい全てをを憎んでいたわけです。

平民の魔人でさえ信用していないのもあの出来事で裏切られ自分の大切な人を奪われたことに所以しています。

それにしても帝国の貴族は外道すぎます。自分の利己のだけにシュトロームの人生をめちゃくちゃにするなんて。他にもゼストや隊員、ミリアの人生を狂わせたので許せないです。転スラのファルムス王国と似ていますね。

そう考えるとシュトロームもリムル様の魔王化した背景と似ています。悲しい出来事が原因で人間を憎んだことも同じ。悲しすぎます。リムル様が魔王化した理由については以下の記事で考察済み。

帝国を変えた未来もあったかも

卑劣な貴族により家族を奪われ帝国を憎んだシュトローム。もし、貴族の策略に事前に対処していたらどのような未来が訪れていたのでしょうか?

彼が魔人化する前に目指していたのは、帝国をシンの住む王国のように貴族だけではなく平民も同じくように等しく生きられる国。しかも、帝位継承権を握っている公爵でした。もしあの悲劇が起こらなかったら、本当にヘラルドの代わりに皇帝になっていたでしょう。

貴族達を敵に回してしまうものの、暁のヨナのスウォンにように非情になり、彼らを一掃すれば反対するものはいなくなるはず。

その調子で王国をモデルとした政治を進め、学問を平民までに行き届かせれば王国のような優しい世界が作れたかもしれません。

そもそも彼が魔人化しないので帝国が滅亡し魔人の国として世界を脅かすこともなかったでしょう。切ないですね。

最後もとても切なすぎた件

魔人の王として世界を脅かしたシュトローム。最後はシンに討伐されましたが、命を落とす直前で妻を思うなど切ない結末でした。

小説版を読みましたが、本当に報われなさすぎて涙が出てしまいます。これもまた帝国のどす黒い闇のせいです。これからシン達は英雄として讃えられることになりますが、彼らの悲しい背景を忘れては行けません。

凄惨な悲劇が要因で魔人化しても最後まで報われなかった点ではカイルと共通しています。悲劇の悪役は世界の闇が生み出しているものです。カイルについては以下の記事で考察済み。

できれば盾の勇者の尚文のように最後に救われて欲しかったです。リムル様と出会ったら、少しばかり心が救われる展開が訪れたかもしれません。

シュトロームの最後を考えると賢者の孫は基本的にコメディ作品ですが、敵役を主人公とすれば鬱展開にもなりかねる作品です。

シュトロームの子供の悲しい未来

シンに討伐されたシュトロームはミリアとの間に設けた子供を最後に残しました。その名はシルバスタ彼は魔人の子供かつ帝国最後の生き残りで、シンとシシリーの子供として育てられました

とりあえずハッピーエンドで終えることになりましたが、これからは「シルバスタが魔人の遺伝の影響で魔人化し、カイルのように王国を脅かす悲劇」が起きる可能性は高いです。これといった根拠は少ないですが、なんだか不安が拭えないから。

自分の素性が国にとってタブーであり故にその親が隠さざるをえなかった点では、クロスアンジュのアンジュリーゼと共通しています。

アンジュの方は兄の陰謀により暴露されてしまう悲劇に見舞われた点を推測すると、「よく思わない者から素性が国内に暴露され、掌返しされた悲しみと絶望から魔人化してしまう」最悪の未来が訪れてしまう可能性も。

そうなると、魔人を匿ったとしてシンやシシリーも国の敵とされ処刑されかねない未来が。

魔人という存在はシンや賢者達とは斬っても切り離せない存在かもしれません。

まとめ

ここまでシュトロームの悲しい過去と最後、その子供について考察しました。

POINT
  • シュトロームは王国をモデルとし、平民も貴族と平等に暮らせるように努力したが、貴族達の陰謀により妻や子供を奪われ、魔人化して帝国に復讐を誓った
  • 最後はおおよその予想通りシンに討伐された
  • 子供にシルバスタが生まれシンシシリーの元に引き取られた

貴族として領主として帝国の未来を変えようとしたシュトローム。

その願いが叶えられなかったことは、切ないですが彼の意思は子供に引き継がれていくでしょう。