
こんにちは、マフラーマンです。
今回は2週間ぶりにワンピース最新話が公開されましたが、ここにて衝撃の事実が明らかになりました。
それは「スマイルは感情を失うリスクしか生み出さない」こと。
ここまでえげつない描写がされた道具はこの世にそうそうないでしょう。
そもそもスマイルとはドフラミンゴがシーザーの作ったSADを原料にして作られた人工的な悪魔の実。それを食べた者はゾオン系とよく似た能力を得られます。そのため、カイドウはドフラミンゴと取引をし、自身の戦力を強化させました。
今回はスマイルの衝撃の意味とその多大なリスクについて考察します。
スマイルの意味が衝撃すぎた
まずおさらいしておきますがスマイルの本当の意味は「能力を得られず笑う以外の感情を奪われるリスクのみを背負った人」を比喩しているということ。
その名前はカイドウ含む3人が名前をつけたものです。
笑う以外の感情を失ってしまった人達は百獣海賊団のプレジャーズやえびす町の住民がその例。
スマイルの意味がここまで恐ろしいとは思いもよりませんでしたね。
もし完全な悪魔の実ならリスクが大きくなることはなかったのでしょう。
スマイルとジェルマとの共通点
ここで気になるのがスマイルがジェルマと非常に良く似ている点です。その共通点は以下の通り。
- 悲しみや恐れなどの感情を失ってしまう
- 本来の目的は戦力強化だった
- 能力を得られなかった失敗作の存在
そういう意味ではジェルマのヴィンスモーク兄弟はえびす町の住民は過酷すぎる悲劇を背負っているのです。
サンジもスマイルの恐ろしさをジェルマでの壮絶な過去とリンクしたのかもしれません。
多大なリスクの割にメリットが少ない
スマイルの大きな特徴が「多すぎるリスクの割にはメリットが割に合わない」点です。
デメリットをまとめると以下の通り。
- 笑う以外の全ての感情を失ってしまう
- 実物悪魔の実と同様泳げなくなる
- 能力を手に入れられる確率はわずか10%
しかし、10%の幸運を手にしたギフターズ達もあまりにも弱すぎる描写が目立っているのが今の印象(詳しくは「【ワンピース】真打ちの強さが絶望的に弱い理由とメンバーを考察」を考察)。実際真打ちはスマイル能力者がほとんどです。
カタクリのように能力を応用するならまだしも、今のところそういった者はおらず力にかまけた幹部が大半。
戦力強化に使うなら、本来のゾオン系悪魔の実を取引でかき集めた方が良かったかもしれません。
えびす町の異様さはオロチが元凶
住民全員が24時間笑うという異様なまでの明るさで話題になったえびす町。
その真相は「【ワンピース】トの康含むえびす町住民が笑顔な衝撃の理由【確定】」で考察済みですが、「オロチにより感情の自由が奪われた悲劇を背負っている事実」が判明しました。
笑わないえびす町を嫌っていたオロチは、90%のスマイルの失敗作を使い、おこぼれの中に混ぜました。
えびすの人々が飢えをしのぐためにその果実を食べたのが悲劇の真相だったのです。
どうやら主導したのはオロチの方で百獣海賊団は直接関わっていなかった様子。
ここまで来るとシーザーに匹敵するほどの悪業に成りかねませんね。
トの康もスマイルの影響を受けている
えびす町に住んでるトノ康こと康イエも笑顔が張り付いた印象のキャラクター。
えびす町がスマイルの影響を受けている事実から推測すると、彼もスマイルをかじり笑顔以外の感情を失った可能性が濃厚です。
「【ワンピース】トの康の正体は白舞の良き大名だった【将来の老中説】」で考察済みですが長年えびす町に住んでいた説も、スマイルの影響を受けた根拠を裏付ける大きなもの。
ただ、感情は失えどかつての大名としての誇りは失うことはありませんでした。
オロチの支配を「NO」とはっきり断定できるものも大名としての大きな器故でしょう。
そういった信念はスマイルでも奪うことはできません。
まとめ
ここまでスマイルの意味とリスクについて考察しました。
- スマイルの本当の意味は「笑う以外の感情を失うリスクのみを背負った者」を比喩したもの。
- 感情を失うなど多くの点でジェルマと共通している
- 大きすぎるリスクの割にメリットが非常に少ない。
- えびす町の笑顔はオロチの策によるものだった
- トの康もスマイルの影響で感情を失っているが信念までは奪われない
スマイルの恐ろしさが具体的に判明した943話。
可愛らしい名前にこんなに怖い意味が込められたのはさすがの管理人もゾッとしました。
これからワノ国編ではおでん様の最後など残酷な描写が描かれると思いますが、それに比類するような衝撃すぎる真相かもしれません。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。