
こんにちは、マフラーマンです。
昨日ルパン三世のTVスペシャルを観ましたが、予想以上に面白いです。
その名もプリズン・オブ・ザ・パスト。文字通り監獄を舞台とした作品でどす黒い陰謀と王国の秘密が鳥肌立つもの。
2019年らしいルパン三世で、銭形警部の後輩八咫が登場する点もポイント。
管理人の中では特に悪党のフィネガンとフクロウの怪盗が印象に残りました。
今回はプリズン・オブ・ザ・パストの感想をざっくりと述べていきます。
プリズンの予想以上に面白い点
プリズンの見どころといえば、義賊であるはずのフィネガンが実はとんでもない外道だった件。これに関しては管理人も完全に騙されました。思わずモンスターズのシラノを連想しました。
そして監獄の闇を打ち破り悪党を倒す展開に鳥肌が立ったのも、管理人だけではないはず。
展開が完全にワンピースで結末がどうなるのか夢中で観ました。どちらかというとドレスローザに似ていますね。
カリオストロもそうですがドレスローザ系のお話はまさに好奇心が揺さぶられます。
制作者側が気合を入れているだけあってTVスペシャルは本当に面白いです。
難航不落監獄の驚きの正体
王国内の重要な場所で難攻不落と謳われた監獄ですが、ルパンの侵入を許す限り大したことないなと思いました。
その正体が驚くべきものだったので詳しくは述べられませんが、「悪事が平然と蔓延っている闇だらけの監獄」でした。
正体を知って一瞬ドレスローザを連想させましたが、それを監獄でやるのは最近のアニメにしては斬新だと思いました。こんなに闇が深すぎる監獄は初めてです。
しかも、義賊と謳われたフィネガンが実質支配しているので、タチが悪すぎます。
本来悪事に手を染めた者を更生させるはずの監獄が悪の巣窟になっているのは本当に皮肉としか言いようがありません。銭形警部が激怒しているのもうなづけます。
もしインペルダウンがドレスローザみたいになったら地獄ですよ。
フィネガンがドフラミンゴと似てる
表向きは義賊として慕われているフィネガンですが、その正体は真性の邪悪でドフラミンゴみたいでした。
本来囚人のはずの男が監獄を実質支配しているのは非常に斬新。義賊とは程遠くお金や財宝を第一に考える私利私欲の塊。
さらには、王族を滅ぼし王様を人質にしてロレンサを従わせているのですから、やっていることは外道の塊。
しかも、顔まで王子になりすましています。そういう点では、アミバみたいですね。まさに悪党。
ただ、ダイヤモンドなどの鉱山資源で国を豊かにした点ではドフラと似ています。
まさにワンピースのサンジが悪役になったような感じです。
ロレンサが可愛すぎる人だった
監獄の所長であるロレンサ。真面目な人ですがやはり彼女も女の子で可愛かったです。
特にルパンにお姫様として守られている点では。
自分がお姫様扱いされるのは表向き恥ずかしがっていましたが、内心そう願っていたかもしれません。
王様が人質に取られフィネガンの悪事に加担して涙を流すシーンは本当に可愛そう。よほど心を痛んでいたのでしょう。
そう思うと女の子を泣かせるフィネガンは本当に外道だと思います。
百獣の怪盗のキャラが濃かった
TVスペシャルの中で一番キャラが濃かったが、百獣と呼ばれる怪盗。
フクロウのような仮面をつけた男で言葉遣いにもどこか癖がありましたが、仮面を外しても外してもまた仮面が永遠に出てくるループ。これでは素顔まで辿り着けませんね。
仮面どれだけつけているんだと思いました。これもまたアニメらしい表現ですが、仮面を何層もつけているキャラは滅多に見かけません。
ルパンのように頭が回れば、正体が絶対にバレない点で大泥棒として活躍していたかもしれません。
まさに正体を隠す分野においてはまさに天才中の天才です。
序盤の脱獄シーンが鳥肌立った
意外かもしれませんが、序盤の脱獄シーンは鳥肌そのもの。ルパンが持ち前の頭脳をフル回転させ刑務所から華麗に脱出する点はとても良かったです。
それを追う銭形警部。ワンピースでいう海賊と海軍の戦いがよく描かれている感じでした。
実際にワンピースでもインペルダウンでの脱獄ストーリーがありますが、それをルパンの世界でやるのは非常にドキドキしました。
警察官が全力で捜査するので普通の脱獄なら数日で逮捕されてしまいますが、ルパン三世の場合は海外へ脱出。
脱獄しても捕まらない点はさすが世界一の大泥棒といったところです。
ルフィのようにコミカルな性格とは裏腹に、国家権力を相手に勝負をかけるところが気持ちいいですね。
まとめ
ここまでプリズン・オブ・ザ・パストの感想について述べました。
色々述べたいことはございますが、まとめてみるとドレスローザをオマージュにした感がある作品。
私の場合はワンピースが好きだったので、それでも面白いです。深い闇とそれを牛耳る悪党の行いを暴き、打倒する展開が痛快でした。
これもまた王道作品といったところでしょうか?
来週にはルパン三世の映画が公開されるので、観に行ってまいります。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。