
こんにちは、マフラーマンです。
1975年4月から9月まで放送された冒険アクションアニメ「ガンバの冒険」。
そのアニメで最も凶悪な悪役として知られるのがノロイです。
彼は作品の中であのDIO様に匹敵する圧倒的なカリスマ性を持っている白イタチです。
イタチといえばどこか可愛らしいイメージがありますが、ノロイはそれとは真逆。
悪逆非道かつ尊大さを最後まで貫く根っからの悪役です。
ガンバの冒険を視聴した人もノロイのトラウマが忘れられないでしょう。
今回はそんなガンバの強敵ノロイの魅力について紹介します!
(*映画版は既に視聴していますが、アニメ版は未視聴です。なので、映画版やネットでの情報を参考に執筆しています。)
ノロイの魅力を紹介!
1.ビジュアルが徹底されている
ノロイの最大の魅力はビジュアルにあります。
彼のビジュアルは白く神々しく輝いているように描かれています。
これは自分をより強大な敵に見せる演出です。
ノロイはただでさえ通常のイタチの三倍の大きさがあるのに、ビジュアルを加えたらひとたまりもありません。
まさに本物の巨人の如しです。
ノロイのビジュアルは絵画並みの芸術性を持っていると言えます。
ノロイの素晴らしいビジュアルはほかにもキルラキルの鬼龍院皐月や鬼龍院羅暁も神々しいビジュアルを視聴者に焼きつかせています。
ノロイのビジュアルはそれと同じなのです。
もう一度言いますが、ノロイのカリスマ性はその美しいビジュアルに原動力があるのです。
2.独自の美学を持つ
ノロイはネズミをとことん追い詰める凶悪なイメージがありますが、意外にも自分独自の美学を持っています。
彼は白に対してかなりの美意識があるのです。
まさにそれは底がないこだわりと言ってもいいでしょう。
それを汚すものはたとえ味方でも一切容赦しません。
何しろ美にこだわるノロイですからね。
ガンバのたちや視聴者の前で威厳のあるビジュアルを見せられるのもせの美意識のおかげです。
ドフラミンゴにも自分の海賊旗を汚すこと許さない美学がありますが、ノロイもそれに劣らないくらい徹底しているのです。
このこだわりがとてつもなくカッコイイのです。
3.顔がドフラミンゴと似ている
ノロイはイタチとはとても似ても似つかぬ怖い外見の持ち主です。
目は血のように赤く、今にもネズミを睨みつけるよう。
ノロイの悪逆を知らなくても、顔を見るだけでもゾッとするでしょう。
雰囲気が似ているキャラでワンピースのドフラミンゴが挙げられます。
ドフラミンゴもノロイと同じく悪逆非道なキャラですが、赤く光ったサングラスがノロイを連想させます。
もし、見た目が可愛いかったら、ノロイのカリスマは台無しになっていたかもしれません。
ノロイの悪逆ぶり・カリスマ性を成り立たせるためには、見るだけで怖い顔が必要ですね。
4.根っからの悪党ぶりが恐ろしい
ノロイは通常のイタチの三倍の以上の大きさはあるため、戦闘力もガンバたちより断然強いです。
しかし、ノロイは兵糧攻めやガンバのたちのところにスパイを送ったりと、そうとう回りくどいことをします。
それはもちろんただ単純に殺戮を楽しむためです。
彼の行動も当時の子供達にとっても受け入れ難いと思いますが、そうする理由がもっと怖いです。
単純にネズミが憎いとか、因縁があるとか、そういうわけではありません。
ワンピースのドフラミンゴやライフの安西愛海のように悲しい事情を持っているわけでもなく、自分の余興でやっているのです。
悪役の中には改心する人もいますが、ノロイの場合は最後まで悪を貫き通します。
そういう意味では、彼は根っからの悪役です。
ノロイは悲しい悪役とはまた違った魅力を見せつけてくれます。
5.催眠術もノロイの怖い能力
ノロイは何故か催眠術という技まで持っています。
彼の催眠術はノロイを見たものを文字通り洗脳し、思いのままに従わせるもの。
立て籠もっていたネズミたちは、ガンバなどの一部を除いてノロイに操られました。
せっかく守りを固めても洗脳されたら意味がありませんね。
ノロイを見るだけで洗脳されるというのは、視聴者に相当怖いはず。
最終的には忠太の父がネズミたちを正気に取り戻しましたが、ノロイの催眠術はバトルアニメでも通用できるレベル。
あのドフラミンゴが使った恐ろしいはずです。
6.頭の回転が速いイタチ
力の強さだけはなく、敵を油断させる頭の良さもノロイの怖いところ。
映画版では、ガンバや忠太たちが籠城する砦を襲うのかと思いきや、ネズミたちに「和解しよう」と交渉を持ちかけます。
和解の余興として踊りを披露したり、たくさんの果物をおごりました。
悪の総大将にしては、意外な行動だと思いますが、これもノロイの策略。
全ては油断したネズミをはめて、命を奪うためです。
忠太の父がノロイの本性を暴けなければ、ガンバたちは間違いなく全滅していたかもしれません。
ノロイは知略をフルに活用する手強い強敵なのです。
7.追い詰められても這い上がる執念深さ
ノロイは映画後編で、隣の島まで逃げるネズミたちを追い詰めますが、前述した砦と島の間を流れる海流に巻き込まれ、ガンバに加勢したツブリによって海の底まで追い詰められました。
これで部下たちは撤退してノロイを倒したかと思いきや、海の底から這い上がって復活します。
まさに恐るべき執念。普通のイタチではこういう復活劇は成し遂げられません。
しかも、この時は冷静さを失っているので、本性を剥き出しにしています。
マフラーマン的にはこれが一番怖いです。
今まで紳士的だったのが、急に牙を剥いたところに「びくっ!」としました。
ノロイを倒したかと思っても、油断は禁物ですね。
8.映画版でももちろん怖い
映画版のノロイは、アニメ版とは違い少しスタイリッシュな体になっています。
映画版が最近製作されたこともあり、ビジュアルも綺麗です。
声優野村萬斎の演技により、昭和期と変わらない怖さを持ったキャラクターを維持しています。
妖しさとカリスマ性を感じられる声が魅力的だと思います。
催眠術や頭の良さ、そして執念深い面もアニメ版と同じです。
ぜひ、映画版のノロイも見て見ましょう。
3Dでも怖いので、底知れぬトラウマを覚悟してください。
まとめ
昭和最恐の悪役ノロイの魅力はいかがだったでしょうか?
- 背景が神秘的
- 怖い顔がドフラミンゴにそっくり
- 独自の美学を持つ
- 生まれついての悪
- 相手を洗脳する催眠術を使う
- 策略を周到に準備する頭の良さ
- 執念深さも兼ね備えている
- 映画版でもトラウマ級に怖い
ノロイは凶悪だけではなく、悪としての考え方やブレなさを持っている大物キャラ。
この8つの魅力こそ、ノロイの格好良さを成り立たせています。
カリスマ性では、ドフラミンゴをはるかに凌駕しているでしょう。
動物キャラで、ノロイのような最恐の悪役は最近のアニメを探しても見当たりません。
やはり、ノロイがアニメキャラの中最も悪のカリスマを貫いているでしょう。
この記事を読んだ方はノロイのカリスマ性をもっと知って頂けたると幸いです。
最後までアニメキャラの魅力を語るブログを読んでくださってありがとうございます。