
こんにちは、マフラーマンです。
押切作品の中で、最も悲しく切ない作品がミスミソウ。
その作品の感想については以前のページで書きましたが、展開が重すぎて読むにはすごっくキツイかったです。春花の失ったものは多いですから、それを思うと心が非常に痛みます。
しかし彼女(実体)が最後に描かれたのは失われた家族を思い返しながら、吹雪の中に姿を消していったシーン。
全巻読んだファンも春花は生きているのではと思ったことはないでしょうか?管理人自身も気になるミステリーです。
今回は春花が生きている説を軸に考察をしていきたいと思います。
ミスミソウの主人公春花は生きている?
1.正確に言うと行方不明の状況
ミスミソウの最後で祖父や春花以外の主要人物全て他界してしまったことは承知の事実。
憎むべきいじめグループも春香の味方だった相場も、事なかれ主義の教師も生き延びて春を迎えることはできませんでした。
しかし、春花だけはその姿を消したまま。彼女がどこへ行ったのかは誰にもわかりません。
ラストでは祖父が春花の無念を悔やむシーンでは、彼女の幻影が現れていますが私としては幽霊の可能性が低いです。
彼女はその後も祖父の知らないところでひっそりと生きているかもしれません。
もし、生きていることが発覚したらミスミソウ新章が幕を開けそうな予感がします。
2.誰かに拾われている可能性も?
春花は彼女の命を奪おうとした流美に襲撃を受け、重症を負います。
その後流美や本性を表した相葉を始末しましたが、先程の最後のシーンでは重症を負ったまま雪の中に姿を消してしまいました。
この状態で消息を絶ったら、命が助からない可能性が高いです。
そこで考えられるのが、「見知らぬ人にばったり出会い命を救われた」説。
この展開、ワンピースなどの人気作品ではよく見かけます。革命軍のサボは天竜人の襲撃を受け命の危機にさらされますが、革命軍リーダーのドラゴンに救われました。
つまり、春花もサボも「ラストになんらかの襲撃を受けて、命を落としそうになった」点では共通しています。
もしかしたら、最後のシーンの直後で春花は誰かに救われて生きているかもしれません。
3.もし、悪の組織に拾われたら?
話がぶっ飛んでしまいますが、春花の命を救った者がワンピースのドフラミンゴのような悪の首領ならば、彼女の運命はどうなるのでしょうか?
おそらく原作以上の復讐鬼に変貌する可能性が高いでしょう。
何故なら、ドフラミンゴや春花は「何らかの悲劇により家族を失い、復讐のために人の命を奪った」共通点があるからです。
ドフラミンゴ | かつて天竜人だったが父が天竜人をやめたために人間から迫害され、母親を亡くした。 父親と弟を天竜人への復讐の過程で命を奪った。 |
春花 | 優しい少女であったが、よそ者と迫害するいじめグループに自分の家を放火され家族を失った。 いじめグループに復讐し、命を奪った。 |
詳細な状況は違えど、「常人には想像しえないほど心に深い傷を負っている」のは確かです。
ドフラミンゴの立場なら、家族を失った上に人の命を奪わざるを得なかった春花に同類として受け入れるでしょう。
それ故にかつてのローのように春花も右腕として育てられそうです。
まとめ
ここまで春花が生きている説を考察しました。
- 春花のなきがらが発見されていないため実質的に消息不明の状態
- 誰かに拾われて祖父の知らないところで密かに生きているのでは?
- ドフラミンゴのような悪の組織のボスに拾われたら右腕的存在に育つ可能性も
彼女は物語の最後で命を落としたとされていますが、これが事実だとしたら非常に虚しいです。
家族を奪われ、復讐として人の命を奪ってしまう過酷な運命を背負っているから。果てには流美にはそれをネタに「全部お前のせいだ」と罵倒されました。
なので、「どこかで生きている」可能性を考えられずにいられません。
これだけ深い傷を負った彼女のことですから、生きて幸せに暮らせることを願っています。
最後まで「アニメキャラの魅力を語るブログ」の記事を読んでくださってありがとうございます。
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