こんにちは、マフラーマンです。
ワンピースではスタンピードという映画が今年の8月9日に公開されますが、今までの名作の中でメカ心を揺さぶるのが「カラクリ城のメカ巨兵」。
ボスキャラのラチェットがメカマニアな件や細かいカタクリ仕掛けも含めて面白い要素に溢れた名作となっています。
果たしてメカ島にはどんなロマンが溢れているのでしょうか?
今回は「カラクリ城のメカ巨兵」のネタバレなし感想を述べます。
メカのロマンにありふれた映画
全体的な感想としてはメカのロマンに溢れた映画だと思います。
島のジェットコースター的な乗り物にナミゾロが乗るのは本当に迫力がありました。
ハラハラドキドキの連続で後述のラチェットの仕掛けたトラップがどこに設置されているのかよそくできませんね。
未完成のメカだったりメカが壊れるなど爽快な面も。
もし、フランキーが出ていたら展開がますます面白くなったかもしれません。
劇中に出てくるメカの歯車が出てくる1シーンは、ルパンのカリ城のラストシーンを連想させるもの。こういった出来心もロマンの一つですね。
ラチェットが敵として弱すぎた
カラクリ城に出てくるラチェットですが、映画のボスキャラにしてはかなり弱すぎました。
しかも、目的が世界征服なお母ちゃん子で、案外抜けている一面も。
後述の通りメカには優れていますが、海にはたくさんの強者がいるので彼では世界征服できません。
幹部格のキャラもゾロサンジに呆気なくやられてしまった事実がそれを証明しています。
もう少し頭が良い敵であれば、ルフィを十分に苦戦させたかもしれませんね。
頭脳はペガバンク並みに天才
そんなラチェットですか、メカの腕に関しては超一流でペガバンク並みの天才だと思います。
島の細かいところにカラクリを施したり、アンドロイド的なメイドロボットを作っていますからね。
彼の腕は世界征服よりも別の方向に使えればよかったのかなというのが一番の印象。
海軍の科学部に入れば貴重な人材として貢献できたかもしれません。
もしかしたら、ペガバンクの弟子入りするかも。しかし、結構プライドが高いので毎日喧嘩をする日常を想像するまでもありません。
エンジニアとしての知識に長けているボスキャラはワンピースでは珍しいですね。
敵と一緒に古代遺跡探しの旅へ
物語の中盤からは島に隠された真相(古代遺跡)を解明するべく、ルフィ達がラチェット一味と協力して探索することに。
恒例の通り最終的に敵になりますが、映画で一時協力関係になるのは珍しいです。
互いに利害が一致している点では、新世界におけるローとの同盟と似たようなものです。
そのローがルフィ達に振り回されているので、ラチェット一味も例外ではありません。
そういった意味では敵との協力展開は新鮮かも。
のんびりすぎるメカ島の住民
これはあまり注目されていないが、「メカ島の住民はのんびりした南国気質」。
なぜならメカ島自体が夏島でハワイのような気候だからです。
なので、海賊だとわかっていてもあまり危機感がないので「あ、海賊が来た」みたいにのんびりしている感覚で捉えています。普通の島だったら「海賊だ!」と驚いて警戒するはず。
メカ島は名前とは裏腹に気候が温暖でギャップのある島です。
これもメカ島の一つの魅力でもあるかもしれませんね。
衝撃すぎるメカ島の正体
そのメカ島の正体が「島の全体に関わるほどの衝撃的なもの」でした。
本記事ではネタバレなしで感想を書いているので、詳しくは明かさないがその正体こそラチェットの野望に深く関わるもの。
前述の島に残された古代遺跡や古くより伝わる歌とも関係が深いです。
島の正体を知ったら、驚くことは100%間違いないでしょう。その正体がいかなるものかは映画を見てからのお楽しみに。
ちなみにナミが求めていた宝もきちんと実在しますよ。(正体は映画のラストで明かされます。)
まとめ
ここまでカラクリ城のメカ巨兵のネタバレなし感想を述べました。
- メカ好きにはたまらなく面白い映画
- ラチェットが敵としては弱すぎるがメカの知識に長けている天才
- 敵キャラととも島の謎に挑む斬新的な展開
- いつものんびりしている島の住民
- メカ島の正体が敵ボスの野望や古代遺跡との関わりが深い
賛否両論がある映画ですが、自分としては最後まで満足したといったところ。
エンジニアの人にとっては感心させられる内容には間違いないでしょう。
最後まで当ブログの記事を読んでくださってありがとうございます。