
こんにちは、マフラーマンです。
私が好きなアニメの中で「がっこうぐらし!」という作品がありますが実はこの作品、学園生活部以外みんなゾンビになっている非常にハードなものです。
だからこそ、この殺伐とした世界で他では味わえない感動があります。
私からしたら、その感動は今世の中に出回っている作品の中でもトップクラスのものだと思います。
そういうわけで「がっこうぐらし!」が数多のアニメの中でも、感動する理由を考察します。
「がっこうぐらし!」の登場人物に感動する理由
1.登場人物がみんな前向き
皆さんは知っているでしょうが、がっこうぐらしはゾンビアニメです。
「がっこうぐらし」のような世界で生きていく辛さは「ベルセルク」や「はだしのゲン」にも匹敵します。
事実、太郎丸やめぐねえ、圭など主要人物がゾンビパンデミックでこの世を去っています。
とてもじゃないですが、ゾンビが徘徊する世界で生きていくのは、相当な精神力と忍耐力が必要になります。
並々の女子高校生がこの世界で生きていけるのは、不可能に近いです。
ゆき含む学園生活部のみんなが、この地獄のような世界で生きているのは、冗談抜きで素晴らしいと思います。
2.パニック系では描かれなかった大切な人との別れ
「がっこうぐらし!」には普通のゾンビパニック作品には描かれない心理描写が丁寧に描かれています。
特にゆきがめぐねぇと別れるシーンは、ゆきの悲痛な声が耳の奥底まで焼きついたので、今でも忘れられません。
ゆきはめぐねぇが亡くなった後は、ショックのせいか発狂し、めぐねぇやパンデミック前の日常の妄想を見るようになりました。
ゾンビパニック系作品でここまで、大切な人と別れるシーンが明確に描かれているのは珍しいです。
きっときらら系ファンにおいては、見ていられないほど悲しすぎるシーンだったのでしょう。
本当に涙なしでは見れないものです。
3.ケンシロウや承太郎のような救世主的存在がいない
これだけ地獄のような世界にも関わらず、「ベルセルク」のガッツ、「北斗の拳」のケンシロウのような救世主的存在が登場しません。
今のところ、「学園生活部」で戦闘力が一番強いのがくるみですが、11話で彼女ですらゾンビに噛まれて一時は生命の危機に陥ってしまいました。
10〜12話の佳境編は、ゆきの演説でゾンビを下校させて事なきを得ましたが、普通なら全滅を免れません。
ケンシロウ的存在がいれば、バットやリンみたいにそれなりの希望を持つことができたかもしれませんが、その救世主がいないので自分の身は自分で守るしかありません。
ゾンビだらけの地獄世界を救世主なしで最後まで生き延びれたのは、本当に感動します…。
終わりに
ここまで「がっこうぐらし!」が感動する理由をまとめました。
簡単にまとめると、
- 北斗の拳の雑魚も戦慄するような地獄世界で懸命に生きていること
- めぐねぇ等大切な人との別れが切なく悲しい
- 救世主なしで10〜12話の危機的状況を生き抜いてきたこと
学園生活部の境遇は、きらら系のキャラとは思えないほどかなり悲惨なものです。
それでも、絶望的な状況の中で前に進んで生きているこそ、初めて感動というものが芽生えてくるのです。
学園生活部のみんなが生きて幸せになれるように祈ります。
最後まで「アニメキャラの魅力を語るブログ」の記事を読んでくださってありがとうございます。